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  • 執筆者の写真SoRa

お灸のすすめ

更新日:2月19日

お灸がなぜ体に良いと言われているのか皆様はご存知でしょうか?

お灸で結核を治したという人の体験談もあるくらい、

お灸の効果はとても凄いものなのです。



お灸は艾(もぐさ)を燃やしているのですが、

艾は「よもぎ」からできています。



「よもぎ」は

よもぎ茶や草団子として飲食できますし、

昔は切り傷の止血に使ったり、

最近では化粧水として使われたりしています。

また、艾の香りや精油は芳香としても使うことができるので、

ハーブの女王」とも呼ばれています。



様々な場面で使われている「よもぎ」は、

体を温め、冷えや痛みを改善したり、

ビタミンKが多く含まれているので止血作用があったり、

利尿作用があるので体に溜まった余分な水分を取り除くという効能があります。



また、艾が燃える時に出る香りはシネオールという成分で、

これは去痰作用や炎症・痛みを緩和する作用もあります。



この他にお灸は皮膚に温熱刺激(熱ストレス)を与えることで、

ヒートショックプロテインという様々なストレスから体を守ってくれるタンパク質を増加させます。

このタンパク質は傷ついた細胞を修復したり、免疫力をあげたり、炎症を抑えたり、

他のタンパク質合成・運搬・分解の補助をすることがわかっています。



そして、このお灸を経穴(ツボ)に据えることで、

よもぎが持つ効能とお灸の温熱刺激がツボから経絡全体(体全体)に行き渡り、

体を健康にしてくれる訳です。



お灸は一度や二度やれば効果が出るというものはなく、

毎日継続してやることで、比例して効果が現れていきます。



是非、毎日の生活に「お灸」を取り入れてみてください。











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